【帯状疱疹ってどんな病気?失明の可能性も!?】

今回は、慢性疼痛疾患の代表である「帯状疱疹」とは、どんな病気なのか解説します。

「帯状疱疹」とは簡単にいうと、ピリピリした痛みを伴う発疹が身体の片側にできる病気です。そしてその痛みは、日に日に増していき、夜も眠れないほど激しくなることもあります。

人によってどこにできるかはわかりません。多くの人は上半身にあらわれ、顔や目に出ることがあります。

顔や目に「帯状疱疹」ができると顔の神経が麻痺したり、眩暈が起こったり、失明することもあります。

そして私たち日本人の90%は、「帯状疱疹」の原因となるウィルスが体内に潜んでいると言われております。

「潜んでいる」と敢えて言いましたが、それは、水疱瘡のウィルス=帯状疱疹ウィルスに他ならないからです。

というのは、『ヘルペスゾスターウィルス(HZV)』の初感染が水疱瘡であり、2回目以降の発症が「帯状疱疹」となって現れるからです。

また、80歳までに約3人に一人が「帯状疱疹」にかかると言われている罹患率の比較的高い病気でもあります。

「帯状疱疹」の原因は、糖尿病やがん、加齢、疲労やストレスなどによる免疫力の低下であると言われています。

【20~30%の方が慢性疼痛(帯状疱疹後神経痛)に移行します!】

冒頭に慢性疼痛疾患と書きましたが、では、どのくらいの方が慢性疼痛に移行するのでしょうか?

50歳以上で発症した方の20~30%が、「帯状疱疹後神経痛」と言われる3か月以上痛みが続く状態に移行し、適切な痛みの治療を行わなければ生涯、痛みが改善されないこともあります。

【帯状疱疹は、ワクチンで予防ができます!】

以上のように「帯状疱疹」は、重篤な合併症を伴う可能性のある病気です。

「帯状疱疹」にかからないためには、まずは日ごろから体調管理を心掛け、免疫力が低下しないようにすることが大切です!

そして、帯状疱疹にかかりにくくするために、そして万が一、「帯状疱疹」にかかっても症状が軽症で済むようにワクチンを打つことは有効です。

現在、日本では2種類の帯状疱疹ワクチンがあります。

各々、効果や有効期間が異なりますので詳しくは医療機関に相談してみましょう。